一人ひとりに最適な学びを提供するために生徒のモチベーションに合わせた
カスタマイズ活用法

全体統括・講師/西川先生(写真左) 教室長・講師/梚木先生(写真右)

学習ステーション MEIKYO(愛知県名古屋市)

塾ベース情報

  • 指導形態:個別 集団 自立
  • 生徒の受講目的:定期テスト・受験
  • 生徒総数:51名
  • 対象科目/コース:国語・数学・英語・理科・社会/小学生講座・中学生講座・高校生講座
  • 対象学年:小学校1年〜高卒生
  • 月謝:3,850円〜14,850円(科目・コースによって異なる)

10秒でわかる!活用のポイントサマリ

  • 授業で補えない科目を『スタディサプリ』を活用し宿題配信でフォロー。生徒や保護者の多様なニーズに対応
  • 勉強に対するモチベーションが生徒一人ひとり異なる中で、生徒に合わせて活用方法をカスタマイズ
  • 「スタディサプリfor TEACHERS」を通じて、生徒一人ひとりのモチベーションを高める関わり方を工夫する

課題カテゴリ

  • 業務効率化
  • 対応科目の網羅度UP
  • 人手不足の解消
before
after

インタビュー記事

導入したきっかけ・導入前の一番の課題

学力・理解度・目的・モチベーションが異なる
生徒一人ひとりに最適な学びを提供したい

多様な学力の生徒が集まる当塾において、いかに一人ひとりに最適な学びを提供していくかが課題でした。また、個別指導で教えている生徒の保護者から、国語・数学・英語以外に理科・社会も教えてほしいという要望があったときに、塾としてどう対応すべきかを考えていました。というのも、生徒一人ひとり学力も違えば、理解度、得意な教科、目的、さらには部活動の状況や勉強に対するモチベーションも違います。一律ではないからこそ、生徒や保護者に応じた対応が必要です。紙ベース・デジタル問わず、生徒の実態に寄り添って柔軟な学び方ができる教材を探していたところ、『スタディサプリ』に出会いました。
すでに学校で『スタディサプリ』を利用している生徒も多く、まずは画面を見せてもらうところからスタート。生徒に話を聞いてみると、学校の宿題が難しいようで意欲を持って取り組めないようでした。一律の宿題は効率的ですが、「こんなの簡単」と思う生徒もいれば、「こんなの解けない」と悩んでしまう生徒もいます。学習への動機付けを高める上で大切なのは、目の前にいる一人の生徒に向けてメッセージを発信すること。これまでも、生徒の理解度に合わせて宿題の量を調整していましたが、『スタディサプリ』を導入することで、学ぶ科目や内容、使い方など、カスタマイズの自由度が高まると考えました。

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導入してよかったこと

個別指導と『スタディサプリ』を組み合わせた活用で
生徒や保護者の多様なニーズに柔軟に対応

『スタディサプリ』を導入したことで良かったのは、生徒や保護者の多様なニーズに、柔軟に対応できるようになったこと。例えば、数学と国語の個別指導を受けていた生徒は、当初理科と社会の個別指導も検討していましたが、個別指導を増やすと時間的にも予算的にも大きな負担になってしまいます。そこで、数学や国語の60分の授業の内5分を使って理科と社会の進度を確認し、その場で『スタディサプリ』から理科と社会の宿題を配信。生徒は配信されたのを確認したのち、次回の授業までに取り組むという流れで運用しています。
また、数学と英語の個別指導を受けていた別の生徒は、学校の授業についていくために、週2コマから4コマへの変更を希望しましたが、遠方に通学する生徒の負担を考慮し、授業時間内で補えなかった学習を『スタディサプリ』で取り組むよう指示しています。
通常の授業と『スタディサプリ』による家庭学習を組み合わせることで、通学中や自習室の自習時間、自宅でのスキマ時間など、好きな時に効率的に学習できるようになったのは生徒にとって嬉しいこと。塾側としても『スタディサプリ』を活用することで、一人の生徒の指導にかかりきりになることなく、他の生徒や保護者と会話する時間を増やすことができました。生徒の勉強する意欲を引き出し、自分から学ぶ力を育てることは塾の重要な使命。『スタディサプリ』を活用し、これまで以上に生徒や保護者と深く関わっていきたいです。

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生徒や保護者の変化・声

「関わり方の引き出し」が増えたと実感。
生徒一人ひとりに合わせた関わり方で成績UP

一人ひとり勉強に対するモチベーションが異なる中で、生徒に合わせた活用の仕方を提案してきた結果、成績を上げた生徒が続出しています。部活動に励んできた中学3年生の生徒は『スタディサプリ』で予習・復習・テスト対策・高校入試対策に取り組み、成績評定がオール3からオール4に。高校1年生の生徒は、苦手な数学の赤点回避を目標としていましたが、赤点付近から平均点まで上昇。中学2年生の生徒は国語の点数が20-30点台から平均点をキープできるようになっています。
「自主学習用の教材として『スタディサプリ』を導入したが、生徒任せの活用でうまく使えていない」という声を耳にします。生徒たちにとって、一人で勉強を続けることは大変なこと。そこに手を差し伸べ、正しい方向を指し示し、導く存在が必要です。当塾では授業中にその場で宿題を配信したり、生徒と一緒に「スタディサプリfor TEACHERS(学習管理ツール)」の画面を見ながら自身の取り組み状況を振り返ったり、宿題配信のコメント欄にその生徒に向けた励ましのメッセージを書いたりしています。生徒の学習意欲を刺激するために、タイムライン上で表示される他の生徒の取り組みを伝えることもあります。これらの取り組みは、必ずしもすべての生徒に当てはまるものではありません。大切なのは、講師と生徒の関係性の中だからこそできる、モチベーションの高め方。『スタディサプリ』を導入したことで、モチベーションを高める「関わり方の引き出し」が増えたと実感しています。

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juku

学習ステーション MEIKYO(愛知県名古屋市)写真左:西川陽祐先生 写真右:梚木亮輔先生

小学生から高卒生まで、51名が在籍する学習塾。小学1年生から高校3年生までの一貫教育をモットーにしており、同じ先生が長年にわたって生徒一人ひとりの将来を見据えた指導を行う。一人では勉強を続けられない生徒の気持ちに寄り添いながら、正しい方向を示し、生徒の主体的な学びを支援する教育の場を目指す。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。