「単元」レベルのアセスメントで、生徒のつまずきを可視化タイムリー&ピンポイントな
生徒フォローを実現

塾長/佐藤先生

You-Youスクールみずほ台(千葉県大網白里市)

塾ベース情報

  • 指導形態:自立
  • 生徒の受講目的:定期テスト・受験
  • 生徒総数:64名(中学生学習クラス23名)
  • 対象科目/コース:プログラミング・速読・国語・数学・英語・理科・社会/幼児クラス・エジソンクラス・小学生学習クラス・中学生学習クラス・高校生学習クラス・速読クラス
  • 対象学年:5歳児〜高校3年生
  • 月謝:5,000円〜25,000円

10秒でわかる!活用のポイントサマリ

  • 「確認テスト」をアセスメントとして活用。初回正答率100%に到達しない場合は次回通塾時に再度実施して定着を促す
  • 管理画面「スタディサプリ for TEACHERS」を使って生徒の学習データを効率的に確認。業務負荷の軽減に成功
  • 来年度から高校生学習クラスを正式に立ち上げ予定。『スタディサプリ』を活用することで、人件費をかけずに全教科の指導が可能に

課題カテゴリ

  • 弱点・苦手の把握
  • ICTツールの見直し
  • 対応科目の網羅度UP
before
after

インタビュー記事

導入したきっかけ・導入前の一番の課題

動画の尺が長い、単元が細分化されていない
映像教材で生徒が消化不良に

当塾は幼児から高校生を対象に、大網みずほ台の地に根付いた地元密着型の塾です。地元中学に通う中学生をメインターゲットとしており、『スタディサプリ』の学習塾向けサービスがリリースされたタイミングで、いち早く中学生クラスに一斉導入しました。それまで他の映像教材を使用していましたが、動画の尺が長かったり、単元が細分化されていなかったりと不便さを感じていました。ワークに付属している映像教材の中には、「単元」ではなく「章」ごとに映像化されているものも多く、終了時刻の都合上中途半端なところで中断せざるを得ず、生徒にとっても消化不良だったと思います。その時に思い当たったのが『スタディサプリ』でした。
当時、自分自身が『スタディサプリENGLISH』を使っていたこともあり、一つひとつの動画がコンパクトでテンポ良く問題を解くことができ、解説もわかりやすかったため、当塾が抱えていた課題を解決するのに役立つのではないかと考えました。またUIも見やすく、わかりやすく、生徒も迷うことなく操作できると思い導入を決めました。
実際に導入してみると『スタディサプリ』の動画は、1本あたりの時間がコンパクトになっているため時間配分をしやすく、単元ごとに映像化されているため切りのいいところまで進めることもできます。コンパクトかつ単元に分けられていることで、生徒も飽きずに取り組めて、今までの映像教材にはない使い勝手の良さを実感しました。

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導入してよかったこと

理解できている・理解できていない生徒を見極め
ピンポイントにアプローチできるように

『スタディサプリ』を導入して良かったのは、「確認テスト」を活用することで学習の定着度を可視化できること。また何が理解できていて、何が理解できていないかを容易に仕分けられるので、塾側もピンポイントでアクションできるようになりました。生徒が来塾したら、まずその日に取り組むべき学習内容を記載した「メニュー表」を配布し、範囲を決めて講義動画と「確認テスト」に取り組んでもらいます。その後わからなかったところやつまずいた箇所に対してアドバイスを行い、生徒が帰った後に管理画面「スタディサプリ for TEACHERS」上で、「確認テスト」の正答率と受けた回数、動画の視聴回数を確認します。
『スタディサプリ』の中でも、「確認テスト」は学習の定着を図る重要なアセスメント。1回目で100%に達していなければ、「理解できていない」ということになるため、次回の通塾時に再テストを行い徹底的に習得を図ります。生徒にとってみれば、1回目で100%を取れなければくり返しやることになるため、「ちゃんとやろう」という気になるようです。反対に初回正答率100%の生徒はどんどん進めてもらい、余った時間で他の教材に取り組んでもらっています。管理画面上で生徒のつまずきを単元レベルで把握できることに加え、フォローが必要な生徒とそうでない生徒をひと目で見極めることもできるため、こちらからのアクションもタイムリーかつピンポイントで取ることもできます。管理画面の使い勝手の良さは、大きな発見でした。
確かに、他の映像教材にも管理画面はあります。しかしながら、生徒のつまずきを単元レベルで把握することは難しく、そこからフォローが必要な生徒を見極めるには手間と時間がかかります。『スタディサプリ』は必要とする学習データが見やすく、わかりやすい形で表示されているので、業務の負担も大幅に軽減することができました。

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生徒や保護者の変化・声

細分化された動画だから、生徒も質問しやすい。
定期テスト前に自宅で取り組む生徒も出現

『スタディサプリ』を導入した成果は、生徒の学習に対する姿勢に現れました。講義動画を見ている生徒から「この問題がわからない」という質問が頻繁にくるようになったのです。以前の映像教材を使っていた時にも質問されることはありましたが、ここまで多くはありません。これは『スタディサプリ』の動画が細分化されているから、生徒も質問しやすくなったのだと思います。基本的に学力が高くない生徒の場合、「全部わからない」と言ってくるケースがほとんどです。そうなると問題をひとつずつ確認していく必要がありますが、『スタディサプリ』は単元ごとに細分化されているため、生徒もわからないところを自分自身で把握しやすくなります。生徒のわからないところが明確なので、ピンポイントで指導することもでき、業務の効率化につながっています。
また、定期テスト前に自宅で『スタディサプリ』に取り組みたいという生徒も現れました。これはひとえに『スタディサプリ』の認知度の高さゆえ。これまでの映像教材は「塾でしか取り組めない」と思われていたようで、それに比べると『スタディサプリ』はスマホさえあれば自宅でもできる教材と認知されています。特に、実験を扱った理科の講義動画は生徒から評判も良く、定期テストの点数も全体的に伸びています。
中学生の活用してきた実績をもとに、来年度からは高校生を対象としたクラスを立ち上げる予定です。これまでも希望する生徒に限り受け入れていましたが、高校生を本格的に指導するとなると、新たに講師を採用する必要があります。しかしながら、『スタディサプリ』を使うことで人件費をかけずに対象学年の幅を広げることができますし、対応科目の幅も広げることも可能です。当塾は大規模な塾ではありませんが、『スタディサプリ』を積極的に活用して、より多くの生徒を指導していきたいと考えています。

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profile

You-Youスクールみずほ台(千葉県大網白里市)
佐藤 雅大先生

幼児から高校生まで、64名が在籍する地域密着型の個人塾。通常の教科の学習だけではなく、各種検定やプログラミング、速読などもしっかりサポート。2023年度からは『スタディサプリ』を活用した高校生学習クラスを立ち上げ予定。「学び」は人と人との関係が一番重要という考えを持ち、ご自身で全科目を指導する。生徒が自ら学習するようになる関わり方を大切にしている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。