1.75倍速の動画視聴で、授業進度を大幅アップ!サプリを使った目標管理で
生徒の自主性と計画性を養う

塾長/木田 陽子先生(左) ご主人(右)

武蔵野ゼミ(埼玉県深谷市)

塾ベース情報

  • 指導形態:個別、自立
  • 生徒の受講目的:授業理解・定期テスト
  • 生徒総数:16名
  • 対象科目/コース:国語・数学(算数)・英語・理科・社会/小学生コース・中学生コース・高校生コース
  • 対象学年:小学1年生〜高校3年生
  • 月謝:12,500円〜29,000円 (コース・受講科目によって異なる)

10秒でわかる!活用のポイントサマリ

  • 『スタディサプリ』をメインの教材として使用し、個別指導の効率化を図る。ムダのない濃密な授業を展開
  • 『スタディサプリ』を予習で活用。1学年次の学習範囲を目安に先取り学習を行う
  • 講義動画は1.75倍速での試聴を推奨。長文化する入試問題に対応できる情報処理能力を養う

課題カテゴリ

  • 業務効率化
  • 学習サイクルの効率化
  • 人手不足の解消
before
after

インタビュー記事

導入したきっかけ・導入前の一番の課題

指導の引き出しを増やすために、
また、時代に取り残されないためにICT教材の導入を検討。

当塾は40年以上にわたり、埼玉県深谷市で個別指導塾を営む個人塾です。1対2の個別指導ならではの「面倒見の良さ」を活かして、授業理解から定期テスト対策まで、生徒一人ひとりのニーズや学力に合った指導をしてきました。
2022年に母から塾の経営を引き継ぎましたが、私自身は指導経験もなく、ゼロからのスタート。仮に指導できたとしても、果たして自分の説明で生徒が理解してくれるのか不安でした。また、少子化や地域の過疎化の加速に伴い、教育にもデジタル化が求められるなかで、これまでと同じ指導をしていては時代に取り残されてしまうという危機感から、ICT教材の導入を検討しました。
『スタディサプリ』を導入したきっかけは、当時中学1年生のわが子が個人契約をしたこと。コロナ禍による休校期間中に、家庭学習用の教材として『スタディサプリ』を導入しました。早速『スタディサプリ』に取り組ませてみたところ、4〜6月までの3か月間で1年生の数学・英語の学習範囲を終わらせることができたのです。学習内容を先取りしたことで、授業が再開してからも積極的に勉強に取り組めるようになり、その結果成績も上がりました。直感的に「よい」と感じるとともに、単元ごとに講義が分かれていて、スモールステップで取り組めるため、取り組むうちに生徒の自主性・計画性を伸ばしていけるのではないかと考えて導入しました。

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導入してよかったこと

「あっという間に授業が終わった」という声が上がるほど
ムダのない濃密な授業を展開できるように。

『スタディサプリ』を導入してよかったのは、指導の効率が上がったこと。当塾には小学生から高校生までさまざまな生徒が在籍しており、生徒の学力も異なれば、抱えている課題も異なります。多様な生徒を1対2で指導するとなると、それぞれの生徒に同じだけ時間をかけることが難しく、自分のペースでどんどん先に進みたい生徒や、わからないところを質問したい生徒に応えられないもどかしさを感じていました。『スタディサプリ』を導入したことで、生徒が講義動画を見ている間にもう一方の生徒を指導するなど、効率的に指導できるようになりました。あらかじめ講義動画の尺を把握しておけば、問題を解き終えた生徒を「待たせる」こともありません。生徒たちから「あっという間に授業が終わった」という声も上がるなど、ムダのない濃密な授業を展開できています。
授業進度が速くなったことで、予定よりもだいぶ先の単元まで学習が進むようになりました。学習の進度は生徒の学力によって異なりますが、例えば中学2年生の春休み期間中に中学3年生の理科と社会の全範囲を終えるというように、当該学年の次の学年の学習範囲を目安に先取りしています。
「そんなに先の単元を学習するとなると、毎日かなりの量を詰め込んでいるのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。『スタディサプリ』の講義動画は倍速視聴も可能で、効率的に学習できます。昨今の入試問題は問題文が長いため、速く正確に理解できるよう1.75倍速での視聴を推奨し、普段から生徒の情報処理能力を高めています。

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生徒や保護者の変化・声

偏差値18アップ、学年順位40アップ。
『スタディサプリ』を使った目標管理で、生徒の自主性を引き出す。

塾の運営を引き継いでまだ1年半ほどですが、『スタディサプリ』導入の成果は生徒の成績に現れました。中学3年生の偏差値は軒並み上昇し、43から61になった生徒も。全員が県内の進学校に合格するという結果を残しました。また、入塾してわずか3か月で、定期テストの学年順位を40も上げた中学2年生もいます。『スタディサプリ』には、「確認テスト」で満点を取ると王冠マークが付くという達成感を刺激する仕組みがありますが、それと同じように、『スタディサプリ』に取り組んだ成果が目に見える形で現れるので、生徒はモチベーションを保ちながら積極的に取り組んでいます。
当塾では生徒の「目標管理」に力を入れています。定期テストで取りたい点数・順位といった数値目標をもとに、取り組むべき『スタディサプリ』を行動目標として落とし込み、定期テストごとに振り返りを行っています。そして、なぜできなかったのか(できたのか)を細かくヒアリングしながら、次の定期テストに向けた改善策と、目標を生徒と一緒に考えるという流れです。
時には実現見込みの低い目標を立てる生徒もいますが、そこで私の方から指示すると自主性や計画性が身につきません。最終的に目標を決めるのは生徒自身。「ここをやろう」と指示するのではなく、「これだけの量があるけど、1週間でどれくらいやればいいかな?」「いつからやったら間に合うと思う?」というように質問を投げかけながら、目標達成に向けて生徒の主体的な行動を引き出すことを意識しています。塾で『スタディサプリ』を導入する意義は、ここにあるのではないかと考えています。

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profile

武蔵野ゼミ(埼玉県深谷市)
木田 陽子先生(左)ご主人(右)

小学生から高校生まで、16名の児童生徒が通う個人塾。定期テストごとに目標管理を行い、生徒の自主性と計画性を育む指導を徹底。学校に通えないけど勉強したい、金銭面で高校に通えない生徒の選択肢を広げるために、2023年から通信制サポート校を開校。『スタディサプリ』を通じて大学進学を目指す生徒を後押しする。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。