サプリを起点に、一人ひとりに合った先取り学習を実現ICTとアナログのかけ合わせで
生徒の内申点向上を後押し

塾長/堀内先生(左)中山先生(右)

Individual R:ed+team(東京都足立区)

塾ベース情報

  • 指導形態:自立
  • 生徒の受講目的:授業理解・定期テスト・受験
  • 生徒総数:32名
  • 対象科目/コース:国語・数学(算数)・英語・理科・社会/小学生コース・中学生コース・高校生コース
  • 対象学年:小学1年生〜高校3年生
  • 月謝:7,700円〜46,000円 (学年・受講科目によって異なる)

10秒でわかる!活用のポイントサマリ

  • 「確認テスト」の結果から生徒のつまずきを事前に把握することで、通塾時の指導を効率的に
  • 『スタディサプリ』を起点にした予習型学習を採用し、中学生の内申点向上に貢献
  • 1日1本10分の宿題配信を実施。1週間分の宿題を小分けにすることで学習の習慣づけを行う

課題カテゴリ

  • 弱点・苦手の把握
  • 学習進捗の可視化
  • 学習サイクルの効率化
after
before

インタビュー記事

導入したきっかけ・導入前の一番の課題

動画教材でインプットを行い、塾の授業でアウトプット。
塾の目指す世界観を実現できる教材を探す。

当塾は2022年に東京都足立区に開校した自立型学習塾です。小学生から高校生までを対象に、学校の授業内容よりも先行する予習型学習を採用し、学校の授業理解、定期テストの点数アップを後押ししています。『スタディサプリ』は予習用の宿題として活用。生徒は次回の授業内容に対応した講義動画と「確認テスト」でインプットを行い、通塾時に別の教材でアウトプットを行うといった流れです。当塾を開校する前から、小学生・中学生を対象とした少人数制集団指導学習塾を運営していましたが、ありがたいことに生徒数が年々増えており、場合によっては入塾をお断りすることも。そんな集団指導塾と正反対の自立型学習塾を作りたいと考え、動画教材でインプットを行い、塾の授業でアウトプットを行うという現在の指導スタイルにたどり着きました。
数あるICT教材の中から『スタディサプリ』を選んだ理由は、導入費用がリーズナブルだったこともありますが、何よりも1本あたりの動画の尺が短く飽きずに取り組める点です。部活動に励む生徒にとって、移動時間などのちょっとした空き時間に取り組める利便性は大きいもの。また集団指導塾と違って授業時間が決まっていないため、自分の好きな時間に通塾することも可能です。さらに、『スタディサプリ』の講師は大手予備校や塾で実績を上げてきたプロ講師。当塾では家庭での予習を起点にした学習フローを採用しており、予習の段階でインプットの質を担保できるのは大きなメリットです。当塾の目指す世界観を実現できる教材として、『スタディサプリ』を導入しました。

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導入してよかったこと

『スタディサプリ』を使った予習を起点にした先取り学習で
高校受験に必要な内申点の向上を目指す。

『スタディサプリ』を導入してよかったのは、効率的に指導できるようになったこと。生徒はインプットした状態で授業に臨むため、説明する時間を短縮することができます。空いた時間を使って「確認テスト」の結果から一人ひとりのつまずきを把握したり、生徒からの質問に対応したりと、効率的な授業運営ができるようになりました。なかには、「確認テスト」の正答率が100%に達していない生徒やいい加減に取り組む生徒もいますが、管理画面上で宿題の取り組み状況を把握しておくことで、授業当日の指導や声かけに反映することも可能です。「確認テスト」の結果に応じて、対面での指導をカスタマイズできるのは、『スタディサプリ』ならではのメリットではないでしょうか。
生徒自身でインプットができるということは、自分のペースで進められるということを意味します。カリキュラムが決まっている集団授業だと、こうはいきません。当塾では学校の授業内容よりも先行した予習型学習を採用していますが、これは内申点向上のため。学力試験の点数と内申点の比率は都道府県・高校によって異なりますが、東京都の公立高校では内申点が3割を占めます。内申点が低ければ持ち点が低い状態で受験することになり、それだけで不利になります。当塾では折に触れて内申点の重要性を説きながら、早期から『スタディサプリ』を使った先取り学習を促しています。生徒によっては宿題プラスアルファの講義動画と「確認テスト」に取り組んでおり、自分から考えて取り組む姿勢が身についてきたと実感しています。

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生徒や保護者の変化・声

ICTとアナログのかけ合わせで
テストの点数を上げ、学習時間の増加を実現。

「内申点」の観点で言えば、まだ結果に結びついていない生徒もいますが、大半が前回の定期テストよりも点数を上げています。これまで各科目で平均点を超えたことのなかった生徒が平均点を超え、数学に関しては70点台後半を取ったという事例もあります。「こんな点数、初めて取った!」と喜びの声をいただきました。
また、自宅での学習時間も増えています。部活動が忙しく自宅で全く勉強しなかった生徒が、塾の宿題に取り組むことで最低1時間は確保。基本的に宿題は1週間で解ける量(60分程度)を目安に出していますが、なかには宿題を出した翌日に終える生徒もいます。そういった場合には通塾日にプラスアルファの宿題を出すなど、生徒の学習進捗に合わせて柔軟に対応しています。反対に、学習に対して前向きになれない生徒には、1週間分の宿題を小分けにして、「1日1本10分」を目安に宿題配信したことも。取り組みやすい量の宿題を毎日出すことで勉強のリズムを作り、習慣づけを行っています。
導入して1年ほど経ちますが、その中で課題も見えてきました。それは「アナログ」の関わり方の大切さです。どんなに優れたICT教材でも、生徒一人で取り組み続けることは難しいものです。実際、多くの保護者から、過去にご家庭で『スタディサプリ』を利用したが続かなかったという声が寄せられました。では、なぜ当塾の生徒は『スタディサプリ』に取り組み続け、成績を上げることができたのか。それは、講師のコミュニケーションがあったからこそ。当塾では勉強面での働きかけに加えて、心理学に基づくカウンセリングやコーチングを行い、生徒の内側から頑張る気持ちが出てくるようなコミュニケーションを心がけています。『スタディサプリ』を通じて、塾内でのコミュニケーションをどれだけ増やせるか。そこにこそ、これからの塾のあり方があると信じています。

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profile

Individual R:ed+team(東京都足立区)
堀内先生(左)中山先生(右)

小学生から高校生まで、32名の児童生徒が通う自立型学習塾。ただ勉強させるのではなく、勉強する目的や勉強に対する考え方・姿勢を育み、子どもたちが主体的に学び、自らの内側にある可能性に気づけるよう、心理学に基づくカウンセリングやコーチングで生徒一人ひとりをサポートする。当塾の他に小・中学生を対象とした少人数制集団指導学習塾「team R:ed」を運営。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。